夏の現場を乗り切る知恵― 夏バテ知らずの「昼メシ選び」実践マニュアル ―
2025/08/06
投稿者:elecareer_staff
夏場の現場、体力勝負なのは百も承知。
でも毎年8月、気温35℃超えの現場で「うっぷ…」「だるい…」「午後、仕事にならん…」となっていませんか?
現場に立つ技術者にとって、夏の体調管理は“安全管理”の延長線。
とくに「昼食」は、午後の集中力・判断力・体力を左右する超重要ポイントです。
そこで今回は、電気工事士・施工管理技士に役立つ「夏バテ防止昼メシ術」をご紹介します。
今日から即実践できる小ネタ満載!ぜひ参考にしてください。
ポイント①:丼・ラーメンだけは「午後バテ」直行便!
現場近くの定食屋で「カツ丼」「ラーメン+チャーハンセット」…つい頼んでませんか?
腹は膨れるけど、午後からどうにも眠い、体が重い。
それ、糖質の取りすぎが原因かもしれません。
実はコワイ「血糖値スパイク」
糖質を一気に摂ると、血糖値がガツンと上がります。
体はそれを下げようとインスリンを大量分泌。
その結果、午後に血糖値が急降下→眠気・だるさMAXとなるのです。
午後イチの“うっかりミス”や“居眠り運転”も、昼メシのせいかも!?
おすすめ昼食スタイル
- 定食タイプで「ごはん+肉or魚+野菜+味噌汁」のバランス
- 丼物でも「ネギトロ丼+冷奴+味噌汁」など小鉢で調整
- 麺類なら「冷やし中華(野菜多め)」や「蕎麦+ミニ丼」など軽めのセット
ポイント②:冷たいもの“だけ”は逆にバテる!
猛暑日が続くと、冷たいそば・素麺・アイスコーヒーに走りがち。
でも、実はこれが「夏バテを加速させる」原因にも。
体の内側が“冷房病”になる?
冷たいものばかり摂ると、胃腸の動きが弱り、消化不良や食欲不振を引き起こします。
内臓が冷えすぎると、エネルギーをうまく吸収できず、体力も回復しません。
「ちゃんと食べたはずなのに、午後からバテバテ…」
→実は“体が冷えすぎてる”ことも多いのです。
冷たいもの+温かいものの“バランス食い”が吉
- 「冷やしそば+温かい味噌汁」の組み合わせ
- 「冷たい飲み物」には「温かいスープ」も添える
- 「冷やし中華」の具材に「温野菜」や「茹で卵」追加で温活
ポイント③:「汗=水だけ」では足りない!塩とミネラルを忘れずに
現場では、気づかぬうちに大量のミネラルと塩分を失っていることも。
水ばかり飲んでいても、“隠れ脱水”や“熱中症”になることがあります。
汗で抜けるのは“水”だけじゃない!
汗には、ナトリウム・カリウム・マグネシウムなどの電解質が含まれています。
これらが不足すると、筋肉がつりやすくなったり、集中力が落ちたりします。
「麦茶だけ」「水だけ」だと逆に具合が悪くなることも!
夏の昼メシで意識したい“塩とミネラル補給”
- 「梅干し」「味噌汁」「漬物」で自然に塩分チャージ
- コンビニ飯でも「塩むすび+具だくさん味噌汁」は最強コンボ
- 午後の作業前に「OS-1」や「経口補水ゼリー」でリカバリー
ポイント④:食欲がない日は「分割メシ」+「ちょい足しエネルギー」
夏の暑さで「食欲ゼロ…」という日も当然あります。
でも、まったく食べないのはNG!
体はエネルギーが足りないと、筋肉や免疫力を削ってしまいます。
「分けて食べる」+「軽く補給」で乗り切る
- 昼は「おにぎり1個+味噌汁」など軽く食べる
- 午後の小休憩で「ゼリー飲料」「バナナ」「ゆで卵」など補給
- ヨーグルトやプロテインバーなど、すぐ食べられて胃にやさしいものも便利
「無理して食べる」より、「こまめに少しずつ」が夏バテ対策のコツ!
まとめ:夏の現場を支えるのは“昼メシ力”!
夏の現場は、ただでさえ消耗戦。
だからこそ「何を食べるか」が、体力・集中力・安全意識の持続に直結します。
そしてそれは、“プロとしてのセルフマネジメント”のひとつ。
今日も無事に働き、家に帰るために。
昼メシこそ、最高の現場装備です。
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